オルゴール製品インデックス

ギター製造メーカー・フジゲンがオルゴールをつくりつづけています。

オルゴールの音色は響体箱とムーブメントの相性で決まります。そこに楽曲の雰囲気が加味され、美しく官能的な音色をつくりだし出します。

電気的な信号を増幅するスピーカーと違うのは、曲ごとに響体箱の木材質・仕上塗装・形状(大きさ)とムーブメントの弁数によって、楽曲にあったモデルがそれぞれ存在することです。組み合わせは膨大であり、まさに偶然の出会いから一生もののモデルを手にできるかどうかが決まります。
こうした事がオルゴールの醍醐味でもあります。そのため、響体のデザインや精度、塗装といった完成度に関わってきます。

フジゲン安曇野では、ギターやウクレレといった弦楽器で培ったノウハウをオルゴールの響体づくりに活かしています。豊富な知識・技術を持つ職人が丁寧に木目や材の癖を一つひとつ向き合いながら組立っています。

永年にわたってギター製造で培った木材加工技術や塗装技術さらに音響音場知識をもとに、音響効果に優れたキャビネット素材の採用、響体形状などを徹底的に研究したモデルを実際に体験してください。

イベントなどを極力多く開催し、体験できる機会も儲けいています。

響体に使われる材料は、ギターづくりに使われるものと同一です。
世界の銘木を、天然乾燥、人口乾燥、楽器乾燥技法によって木材含水率(木材が乾燥した状態で含んでいる水分の量/天然乾燥では20%程度)を7〜8%にした、狂いの生じにくい木材を採用しています。

マホガニー

  • 原産国:中南米アメリカ。アフリカ。
    ※アフリカ産のものを使用しています。
  • 散孔材。平均樹高40〜45m。平均直径1.8〜2.4m。
    肌目:木理は通直ないし浅く交錯。
    リボン杢が顕著に現れる。肌目は中庸〜やや祖。
  • 色調は辺材は淡色。
    心材は淡橙褐色・桃褐色。錦糸状の光沢がある。
  • 比重:0.5〜0.8。
  • 音響特性:
    〇特に中高音域が豊かであり、その為に全体的に丸い音になりやすい。
    ×アタック感は不足しがち。

メイプル(ハード・メイプル)

  • 原産国:北米大陸東部。
  • 散孔材。平均樹高20〜40m。平均直径0.5〜1.5m。
    木理・肌目:木理は一般的には通直。
    しかし波状・鳥眼状・鱗状など杢が出る場合がある。肌目は精。
  • 色調は心材と辺材の区別ははっきりしない。
    ハードメープルは淡桃褐色。
  • 比重:0.55〜0.7。
  • 音響特性:
    〇ハードメイプルは非常に硬く、弾力性もあり アタック・サスティーン(余韻)ともに優れている。

アッシュ(ホワイト・アッシュ)

  • 原産国:カナダ、北アメリカ温帯北部・南部湿地帯。
  • 環孔材。平均樹高25〜36m。平均直径0.6〜1.5m。
    木理・肌目:一般に通直。肌目は精。
  • 色調は心材と辺材の区別ははっきりしない。淡黄褐色〜灰褐色。
  • 比重:0.4〜0.65。
  • 音響特性:
    〇高温から低音まで幅広い音域を持つ。特に中域は豊か。
    音の立ち上がりに優れ、 メリハリのはっきりした音になる。
    ×材自体の重さで中心音域にすれが生じる。